大久保 勇利インタビュー「ワールドカップ表彰台という結果も残しつつ、目指すは平昌。ライダーとして映像も残せるような活動をしていきたい」

現在、平昌オリンピックに向けて、スロープスタイル、ビッグエアーの全日本強化指定選手としてワールドカップなど世界を転戦する大久保 勇利。スノーボードは小学3年生の冬「兄がやっているのを見て、楽しそうだっから、自分もやりたいと親にお願いした」のが始まり。それから地元札幌のスキー場に放課後に仲間と通い、少しずつニセコなどへも足を伸ばしながら、徐々に大会にも出るようなり、中学2年でプロ資格を取得。そこから常に上を目指しつつ、幾つもの壁を乗り越えながら、FIS世界ジュニア選手権ビッグエアーで優勝、全日本強化指定選手に選ばれ、オリンピックへの目標に向けて活動を続ける今最も伸び盛りの17歳。123日ドイツでおこなわれたFISワールドカップ・ビッグエアーでは2位と着実に結果を残すという好調ぶりを見せている。

ビッグエアーでの勝負技はBS1620、今好調なだけに今シーズンの活躍に大いに期待がかかる
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 もともと勇利のスノーボードのルーツは北海道にある。地元にいるときは仲間たちと「ゆる~い感じのフリーラン」も楽しんでいるという。そのときどきに集まっている人たち、先輩たちに混ぜてもらい、フリーラン、ジャンプ、ジブ、パウダー、カービング、スノーボード全てを思う存分フリーに楽しむ。それが勇利のスノーボードの楽しみ方だ。

 現在はRome SDSに所属するが「海外のライダーたちがとてもカッコ良くて憧れて」というのが加入のきっかけ。大会でもRomeの海外ライダーと出会い、苦手な英語も克服しつつ、一緒に滑りがら新しい刺激を受けている。現在使用しているRomeのギアも「なまら調子いいです! すべてがスムーズに思い通りに動いてくれるので、滑っていてとても楽しい」と彼のライディングの好調ぶりを支えているようだ。

 もうひとつ彼を支えているのは家族。急成長の若手プロライダーという現実では、まだまだ十分なスポンサーによるバックアップの体制が整っていないなかで、海外の第一線で活躍するのには資金面も含め、家族の協力が大きな支えとなっている。「自由にやらせてもらってます!とても応援してくれていて、いつもありがとうって思って滑ってます」その気持ちが結果となって伝えられるよう、勇利は今、全力で大会に臨んでいる。

 まだまだ成長期にある勇利だが、目指すのは「誰が見てもコイツめっちゃ楽しんでるなーって思わせるライダー。楽しんでるってかっこいいことだと思うから」という言葉からも伺えるのは、オリンピックを目指しつつもライダーとしてのいろいろな活動に挑んでいこうという姿勢だ。「大会で成績を残しながら、映像も残す」と今シーズンの目標を掲げるように、アスリートとして寡黙に目標に向かっていく勇利と共に、スノーボードの楽しさの表現者としてプロライダーとしての活動を幅広くやっていきたいという勇利、その2つを成し遂げようと今、100%の力をスノーボードに全力投入する。

 今シーズン、彼の名が日本、そして世界の隅々まで届いていきそうな勢いで、大久保 勇利は突き進んでいる。

s_YuuriOokubo_NZ_Cardrona_TsutomuNakata_2017_H6W1276世界各地でおこなわれるワールドカップへの挑戦をおこない続けている大久保 勇利、すでに結果を残しているワールドカップも含め、6ケ国を転戦しての活動。海外遠征費も相当な負担のなかでの活動だ。夢に向かいつつも、その夢を現実にするためにも勇利は真剣に向き合っている。「平昌オリンピックで羽ばたき、金メダルを勝ち取りたい」とクラウドファウンディングで資金集めをおこない、多くの人からの援助を得た。

http://actnow.jp/project/yuri_supporters/detail

 

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