僕らのシーズンがやってきた 初滑りSESSION

北海道在住フォトグラファーGianが綴るコラム。今回は佐藤秀平(SIMS), 吉田啓介(SALOMON)といった撮影1発目の模様をお届け。本州のスキー場もいいコンディションになってきた。さあ僕らのシーズンを楽しもう

例年より初雪が早く雪山を楽しむ全国のみなさんの初滑りを終えている今日この頃。自分の住む、北海道も同様に例年より積雪が早くオープンが早いスキー場では 11 月上旬で天然雪での初滑りをし、11 月後半には滑りこみを終え山に一発行きたい。歩き始めたなーなんて思いだしていたころに一本の電話が!旭川バックカントリーを中心に昨年はアラスカへもトリップしている Salomon の吉田啓介君から連絡がきた。
「もしもーし、ジャイアン久しぶりー滑ってるー?」
「お久しぶりでーす!何回かローカルゲレンデ行ったり、雪板で丘に登ってますよー」
とバイブスチェックから電話はいつも始まる。
「明日、天気良さそうだから秀平君とカミフ(上富良野)見に行くけど行ってみないー?」
二つ返事で「オッケィっす!楽しみにしてまーす!」と早速準備をし明日の朝の出発に備える。早朝から山へ何時間ものドライブはシーズン中は日常茶飯事だがこの時期はやっぱり気持ちが高まる。しかし、除雪での高速道路通行止めや冬期間の道路閉鎖などのトラップに引っ掛かりながらもどこか久しぶりのこの感じはたまらない。
そうこうしているうちに気がつけば合流する場所の近くまで来ていた。天候はばっちりだなと思っていると道の奥にはボッコシ山が丸見えにまた興奮。登り始めから The day な予感がぷんぷんしていた。
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少し遅れて集合場所へ到着すると啓介君と秀平君は準備を終えるころ。準備の最中も「この感じ久々だねー」と会話をしながらパッキングをし出発。久々のハイクアップは夏に飲んだくれライフを送る俺に容赦なく襲ってくる。30 分も歩けば風呂あがりですか?というぐらい汗地獄に襲われ夏の不摂生を悔やむ。
啓介君と秀平君は軽快に足を進める。今日の目的地はハイシーズンでは雪で埋まってしまう沢で遊ぶことに。山の表情は降雪量や風の吹き方、ツリーの中だったら木が倒れたりと時期ごとや環境の違いにより楽しめる場所が変わってくる。その時々の山を楽しむのもBC の魅力の1つとだと思う。
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途中、休憩を取り、行動食と水を補給し歩きに備える。1 発目にしてはしっかりピーカンを当てることができ、休憩中のロケーションもバッチリ。それだけで滑る意欲が掻き立てられる。
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登っている途中で見た目の良い斜面が見つけ、「この辺、雰囲気良いから良いの撮れそうじゃない?」と啓介君から一言。時間を確認して「一発やってみますか!」と早速啓介君が登りだし、準備を終え「どうですかー?」と声が飛ぶ。「O.K ですよー!」とファインダーをのぞく。上から「ドロップー!」と滑り出す。
目の前には最高なロケーションと天気の中で啓介君はシーズン初めを感じさせない気持ちよさそうなターンを決める。
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「雪深かったわー」と笑顔がこぼれる。
そこから少し登り返し、次いで秀平君が準備する。秀平君は滑ろうとしていた沢の隣の沢をドロップ。沢の中は腰 pow 思うようにスピードが出ないため狙っていたジャンプは思うように出来なかったが気持ちよさそうなヒールターンでスプレー上げて滑り下りる。
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ウォームアップもそこそこに再び登り返し始めると次第に太陽に雲が掛かりはじめる。
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滑り出す頃には雲の中にすっぽりと太陽は隠れ、滑るにも撮るにも山の表情が見えにくくなってしまっていた。

そんな中でも滑らなくては山から下りられないのでドロップインする。こっちの沢も腰パウ。中々スピードがつかない。がフワフワパウダーを滑ると自然と笑みがあふれる。啓介君は滑りながらこっちに手を振る。楽しそう。
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秀平君はかっこよくトゥターンを当てる。途中止まって「ジャイアンもすべろ~!」と途中からファーストを行かせてもらい、北海道の特産品のフカフカパウダーをご馳走になり、セッションは終わっていった。

追伸

僕の New Board はこの日、岩でソールをガッチリやってそのままチューンナップショップへ入院となりました。シーズン始まったばかり、北海道でもまだ雪の下に潜んでいる木や岩に当て込んでしまう事も多くあるので皆さま注意しながらパウダーを楽しみましょう。

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